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2009年2月10日 (火)

練習で大切なこと

どうすればトランペットは上手くなるのだろう?
今の自分のやり方で果たして上手くなるのだろうか?
自分はトランペットに不向きなのではないだろうか?

トランペットを練習していると、実に悲観的な疑問が頭をかすめる。実際私もそういった考え方をしてきたが、最近は違う。「出口」が見えてきた感じがあるのだ。ただし、あくまでも「見えてきた」だけであって、急にハイ・ノートが出るようになったとかそういうわけではなく、好・不調の波がなくなってきて、自分にとっての「好調」を維持できるようになってきただけなのだが。

実はトランペットの練習の目的は、「好調」の時には自分がどのような吹き方をしているのかをじっくり観察・分析し、次の日にしっかり検証する練習が最も大事であるような気がする。スラーとか、タンギングとか、個々の技術的な練習メニューは、それ自身を目的にするのはあくまでも上級者の練習方法で、私のような入門者は、「好調」の波を捉え、それらの練習を通して「好調のときの自分の吹き方」をしっかり記憶しようとすることが大切であると考えている。ラッパの角度・アンブシュア・アパチュア・息の入れ方。この辺りをじっくり分析して欲しい。

裏を返せば「絶不調」のときにそれらの練習メニューをこなしたからといって、上手くなるわけではない。もちろん、絶不調であろうが練習を継続する必要があるが、それはあくまでも「なぜ絶不調なのか」の分析が目的でなければならない。「好調」のときと何が違っているのか、それを理解しないままの練習は不毛といっても言い。

つまるところ、好・不調は「運」であろう。その運をしっかりと自分で消化できれば、それは「コツ」となる。私はその「コツ」を少しつかめたからこそ、好・不調の波が減ってきたのではないかと思う。師匠は言った。「ラッパはコツ一発だ」と。

だからこそ、これからの練習メニューは大切だし、メニューそのものが意味を持つようになって来た。いよいよ「練習することが直接上達につながる」であろうという感覚が、私の中に芽生えてきたのは大変嬉しい。上記の悲観的な疑問は、近頃の私にはなくなってきた。

さて、これからも「コツ」の蓄積は必要だろうし、まだまだ悩みは尽きないだろう。ただ、同じような疑問を持つ入門者の人達は、決してあきらめずに「コツの習得」に取り組んで欲しい。「出口」が見えればもっともっとラッパが楽しくなる。私のような入門者がこういったことを語るのも大変おこがましいが、一つの壁を乗り越えた体験談も誰かの・何かの役に立つのかもしれないと思って書き留めておく。

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2009年2月 4日 (水)

ようやく練習らしくなってきた

アンブシュアの試行錯誤も多少は続いているものの、せいぜい吹き始めるときに正しいかどうかを確認するのみ。そのうち意識しなくとも正しい位置でセッティングできるものと信じている。

したがって悩みとなってきたのが、音質をより良くし、音域を広げていく練習だ。どうしても効果的な方法を求めてしまうが、まずは一つ教則本を信じてやってみようと思う。いつぞやも言ったが、全くの初心者は目標としては無理をせずに「音作り」をすることと、安定したアンブシュアの確立であろう。そしてその一方で、確かに音域も広げる必要があり、また音をいかにきれいに移行させるかの技術の習得も必要であろう。初めの1冊となる教則本は、アーバンとかではなく、本当の初歩が網羅されている必要がある。

その教則本だが、これまたいつぞや紹介したが、以下の教則本である。全くの初心者だとせいぜい半分ぐらいまでしか手を出せないだろうが、低い音から順に音を作る慎重さがこの教則本にはある。アンブシュア等、多くの人が克服すべき箇所も丁寧に解説している。ある程度音域が広がってくれば後半に進めるが、そこに挑戦してみるのも「次に進めない悔しさ」を味わうという点では練習の一つの目標となってよい。とはいえ、ラッパの練習では、多少の無理はいいとしても、実力とあまりにも乖離した練習は禁物。変なクセを付けるだけであろう。

「トランペット・コルネット教則本」 中山冨士雄 著

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