« 見えないところ | トップページ | スタミナ »

2009年7月 6日 (月)

音の出だし

ラッパで音を出すにおいて、主役は息であり、唇はその息に対して全くの受け身であるというのは、よく聞く話である。ただ実際のところ言葉では理解しつつも、体の感覚としてそれを理解するというのは、いや、理解できたとしたら、そもそも「正しい」吹き方をしているといっていいのかもしれない。

近頃それができている。唇に変な力みもなく、むしろマッピに対して単なるクッションのような感覚でアンブシュアをセッティングできている。もちろん高い音になればそれなりに力は入るが、それは唇そのものをリラックスするためにその周辺の筋肉に力が入る程度だ。すると、息の流れに対し唇そのものは完全に受身であることが実感できる。

それができるアンブシュアは、それこそ個人によって異なるだろう。でもそれを実現するアンブシュアでなければならないであろう。前から述べてはいるが、アンブシュアは個人によって違う。でもそれは多くの場合、ラッパを上達したいと思うものにとって、突き放す返答となる。息の流れに対して唇が受身になれるようなアンブシュア。非常に抽象的ではあるが、そのアンブシュアの構築はおそらく必須で、それを目指すべきであろう。それがその人にとってどんなアンブシュアとなるのか、それはその人の試行錯誤によるのであり、大切なのは自分にとってどの方法が音が出しやすいかであろう。理想的な形を目指しつつも、試行錯誤の結果自分にとって一番いい形を優先すべきだと感じている。

さて、近頃の課題は音の出だしだな。主役は息であり、唇は息の流れに対し全くの受身であるという以上、音を外すということは、目指すべき音に必要な息が音の出だしで十分に出し切れていないことにあるだろう。タンギングに頼ることなく、息で音をしっかり当てていくトレーニングをしている最中だ。

|

« 見えないところ | トップページ | スタミナ »

コメント

いい練習されてますね。音をしっかり鳴らす
重要性感じて、僕もそこ意識して練習してた時期ありました。
こないだレッスンうけて、音の出たしから
次の音にあてるときも、同じように、音当てて、先生に、あちこち音がいかないように、
まっすぐロングトーンの様にしなさいって言われて、無駄に力つかってやってることに
気付かされました。いってみれば、イチイチ口で音つくってる感じです。どうしても
簡単にやってしまうっていうか、見過ごしてしまうってのがあって、当然、歌うにしても
そんな歌じゃ、ちぐはぐな歌になってしまうし。これからしようとしてる、難しい曲になればなるほど、基礎の重要性かんじてます。
ぼくの今の課題は、いかにスムーズに音がつながっていくかですね。ラッパってスマートにやらないと疲れるだけやし。いい音楽も奏でられませんから。永遠ノテーマです。

投稿: ラッパ趣味 | 2009年7月 6日 (月) 20時57分

ラッパ趣味さん、こんにちは。
コメントありがとうございます。

そうですよね。私も口を作って音を出す傾向があるようで、したがって音を出す前にアンブシュアがそのたびに動きます。そこを直すために息で音出しのトレーニングですね。

考えてみればそれこそ「効率的」な吹き方で、それが実現できれば随分楽な吹き方をしていることになるんでしょうね。精進して物にしてみます。

私の目標でもある「歌う」ことにも関係してきそうですよね。

投稿: ジャイヴ | 2009年7月 8日 (水) 16時49分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/144392/45555968

この記事へのトラックバック一覧です: 音の出だし:

« 見えないところ | トップページ | スタミナ »