2009年10月26日 (月)

いい感触だが、伸び悩み

上唇がずれるのも改善されてきた。これまで上唇に薄くかけすぎていたことが原因のようで、吹き始める前にしっかりと上唇の上の皮膚部分をカップのリムに固定するようにセッティング。かと言って、カップ内に唇をたくさん入れすぎるのは、振動を阻害することになるので気をつけねばならない。唇の先のみがカップ内に入るようなバランスが大切だ。

というような中で、安定はしているが、伸び悩み。好不調の波はなくなってきてミドル音域はかなり楽になってきたものの、なかなか高音域ってのは、モノにならないなあ。ま、すんなり出れば誰も苦労しないか。いろいろ試行錯誤しながらやるしかないか。もちろん、「コツ」をつかんだ時点で報告はする。

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2009年9月30日 (水)

練習の合間の休息

とにかく私は吹き始めたら止まらない。1日の練習時間は約30~40分だが、その間休みなく吹いている。知識としては休憩の大事さは知っているものの、短い練習時間、とても休んでいるヒマなどないという「あせり」が私を駆り立てている。

が、最近意図的に休憩を入れている。よく言われるように「10分吹いたら10分休憩」。これによって練習時間は物理的に半分になるが、休憩をするってのはいいと思い始めた。

はじめの10分をウォーミングアップとして、そのあとに10分休憩すると、いい具合に唇に血液が回ってくるのかな。休憩後に吹きはじめると非常に調子がいい。まさにいい具合にウォーミングアップできた感触がある。それからリップスラー等の基礎練に入り、また10分休憩。曲の練習のことも考えると、休憩5分が適当なので、これからはそうするとしても、無理矢理でも休憩を設けることで、「調子のいい時間を増やす」ことが可能になってきた。

そろそろガムシャラな練習はやめて、システマティックな練習も必要かもしれない。

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2009年9月23日 (水)

唇をすぼめることとおちょぼ口

最近では、いわゆる「スマイル」の奏法を勧める人は少なくなってきた。唇を横に引いてしまうことになるからだと思うが、今ではむしろ「唇をすぼめる奏法」というのを勧める人が多く、私もどちらかといえばその奏法だが、これまた気をつけないと誤解を招く。「すぼめる」とは言っても「おちょぼ口」とは違うのである。

さて、その違いをどのように表現しよう。これはマッピのカップの中にどれだけ唇が入っているかの違いといったほうが分かりやすいかも。いわゆる「おちょぼ口」では、唇がマッピの中にたくさん「押し込められている」状態といってもいい。これだとまさに音は「つまった」ものとなり、結果柔軟性が失われると考える。

では「すぼめる」というのはどうかというと、唇は中央に寄せながらもできる限りカップの中に唇を入れないことだと思う。もちろん小さい音を基準にその入れる量を考えればいいと思うが、入れなさ過ぎはアパチュアの開きすぎを招く。よく言われる、唇は中央に集めつつも唇の回りの筋肉は外へ向かって緊張させる状態か。書くと難しいな。

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2009年9月18日 (金)

マウスピース選び

そろそろアンブシュアも安定してきて、したがって好不調の波もほとんどなくなってきた。そこでそろそろマウスピースを選ぶことを考え始めた。家にあるいくつかのマウスピースを取り出してきて、いくつか試してみたが、相当練習して唇もヘバッてきた時だったので、ハッキリとした答えが出たわけではないが、感触の違いはつかめた。

まず、現在使用しているマッピは「ジャルディネリ12S」である。カップ内径15.5mmで小さく、浅い。いわゆる「標準」よりは明らかに小さく、浅い。ジャズのハイ・ノート・ヒッター向けのものともいえよう。「標準」といわれるバックの7Cと、私の持つマッピとを比べてみよう。

メーカー   型番 内径(mm) カップ深

バック    7C  16.2mm  中
バック    7E  16.2mm  浅
バック    3C  16.3mm  中
ヤマハ   7A4  16.2mm  浅
ジャルディ 12S  15.5mm  浅
参考:http://www.geocities.jp/smokin_horn/tplink/mouthpiece.htm

こうしてみると、内径というのはほんのわずかに違うだけなのだが、この「わずか」は感触としては大きい。バックの3Cを吹いてみると、トロンボーンのマッピではないかと思うぐらいデカい!しかし、音の高さとしてはさほど変わらず、むしろ高い音になったときに、息がつまる感触がない。内径が大きいがゆえに、アパチュアにもゆとりがあるのかな。

しばらく手元にあるマッピでいろいろ試してみようと思う。

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2009年9月 9日 (水)

上唇のリラックス

リラックスというのは本当に難しいもので、全く力を抜いた状態ではラッパを吹けないことを考えれば、必ずどこかには力が入っているはずである。とすれば、難しいのはリラックスというよりも、どこに力を入れるかということにもなってくる。例えば話すときに手や足に力を入れれば、話しづらいことこの上ない。力の入るべきところは意識しすぎるのも問題ではあるが、、腹筋であろう。つまり力を入れるべきところにしっかりと力を入れれば、リラックスすべきところは自然とリラックスするというのは当然の帰結なのかもしれない。

さて、アンブシュアにおいてその振動源たる「上唇」のリラックスは必須といえよう。これを最近怠っており、無理な形を作ろうとしていた感がある。今日は朝10分ほど練習したが、その忙しさもあってか、結構適当にラッパを構え、吹かないよりはマシ程度に音を出していた。これが調子がいい。

アンブシュアを意識せずにラッパを構えたことがよかったのかもしれない。えらく高い音まで出る。ハイF。これまではかすりもしなかった音だ。自分でもびっくりしたが、冷静になってなぜ音が出るのか、いつもとは何が違うかを分析してみた。上唇から完全に力が抜けているのである。

その代わり力が入っているのは下唇。力が入るとは言ってもガチガチになっているわけではないが、しっかり安定させる程度に力が入っている。横に広がらないように固定しているという感じだ。上唇はその下唇の支えにより、完全に受身の状態になっている。吹いていて無理なく息を吹き込んでいる感触がある。

これまでアンブシュアにこだわってきたからこそ、この「感触」に出会えたのかもしれない。この感触を忘れぬよう、明日の練習でも「意識して」この辺りを確認したい。そして目標は、もちろん「無意識」である。

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2009年9月 5日 (土)

バズィング

個人的には、バズィングを確認することは大事だなと考えている。バズィングを練習することには意義を見出せていないが、唇のどの位置が一番振動しやすいかを確認する意味では、必須と考えている。

これは以前から言っているが、ラッパが上達するかどうかは、ラッパやマッピを唇に当てる前の段階で勝負がついているといってもいい。アンブシュア、息の吸い込み、そういった演奏において最も大事な要素を決定付けるのは、実は音を出す前の動作なのだ。私はいつも「正しい構え」の確認をその日の練習の始めの課題としている。クセにしてる。バズィングによる振動位置の確認もその一つだ。

私の唇が最も振動しやすいのは、上唇の先端が下唇の赤い部分の縁に触れる辺りである。つまり、肌色のアゴの部分と唇の赤い部分の境目。上唇の先端がここにあれば、バズィングはある程度気持ちよくなるし、したがってラッパにおいても最も自然に力まず吹くことができる。

こう書くと、ラッパの角度がえらく下向きになりそうな気がするかもしれないが、決してそうではない。「アンブシュア」のページでも触れたが、下唇を下の歯に巻き込む奏法なので、自然にあごを閉じればこの位置に無理なくセッティングできる。ただ、微妙なものでこの確認を怠ると、振動しやすい位置を外してしまい、その日は絶不調になる。

まだまだ油断のならないアンブシュア。特に私は土台としてのアンブシュアにこだわりすぎるきらいがあるかもしれないが、それは私の弱点なので仕方あるまい。私の場合は安定した土台としてのアンブシュアを作り上げねば、技術は定着しづらいと考えているし、逆にアンブシュアが安定しているときは、それらの技術が「やりやすい」のである。人それぞれとは言うけれど、その人それぞれの適切なアンブシュアをつかむのは難しいものだ。

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2009年8月31日 (月)

ラッパの吹奏におけるさまざまな誤解

ラッパは「コツ」一発で吹けるようになってくる。

師匠の言ではあるが、近頃はその「コツ」なるものがだんだんつかめてきたせいか、ラッパを吹くのが楽しくて仕方がない。唇をマッピに押し付け気味であるので、それを克服せねばならないが、それ以外においては大体において順調に進歩しているといえる。ここまで成長が遅かったのは、様々な「誤解」に基づいたアドバイスに私自身が振り回されたことが大きな原因といえる。それをいちいち分析してみる。

  • 息はまっすぐに送る

「息を送る方向」について言及する人で「まっすぐに送るように」と指導する人は多い。まさにこの指導が不安定なアンブシュアを作り上げるための元凶であると考えている。「まっすぐ」というと、「まっすぐ前方に」ということであろう。

私のアンブシュアは下唇を下の歯に軽く巻き込む。そしてこれは特殊なものでもなんでもなく、実は師匠がこの形であることを観察により知った。また、これを裏付ける形で、プロもこの形を推奨していることは「アンブシュア」のページで言及した。これはおそらくは「必須」と言ってもいいのかもしれない。

とするならばアンブシュアの形は、上唇の中央部が下唇の中央部の赤い部分を覆い隠すようにかぶさるのは必然で、息の流れは結果として、「下方向」に行くはずなのだ。極端に下方向はまずいとしても、「まっすぐ前方に」ということはありえない。

  • 息のスピード

「高い音は息のスピードを速めることで実現する」という指導者も多い。この息のスピードを意識すると、これまたアンブシュアが崩れる。息のスピードを速めようとすると、アパチュアを闇雲に広げることにつながり、これは初心者にとって実にマナスに働くと考える。

高い音は私の考える限り、唇より内側の体内側の圧力とその外側との圧力差によって生ずるものであり、「息のスピード」はそれに伴う結果に過ぎない。小さな音でも高い音を出せないと意味がないということからも、「息のスピード」を意識することが良い結果を生み出さないことは理解できよう。むしろ、最小限の息の量でラッパを鳴らすことを心がけるべきである。

  • 舌の位置

「舌をせり上げることで高い音を実現する」という指導者も多い。これも結果論である。先ほどの「圧力」の話とかぶるが、高い音は高い圧力を必要とするので、それにアンブシュアが負けないように、つまりアパチュアが広がり過ぎないように、アンブシュアを支える必要がある。この支えを唇の周りの筋力で実現しようとすると、締め付けることにつながり、唇は緊張し、むしろ高い音は出なくなる。つまり、支えるのは下あごを閉じるという形で実現せざるを得ないはずだ。とすれば下あごの動きと連動して、舌は自然とせり上がってくる。その場合、決して舌を意図的にあげるわけではない。

「舌の動き」を意識すると、その動きのみで高音を実現しようとしてしまう。実際舌が動いたところで、圧力に変化がなければ、音は上下しないはずだ。圧力を発生させる原動力は胴体部分。体で圧力を発生させ、それに伴いアンブシュアを支えれば、下あごは閉じようとし、結果的に舌がせり上がってくるに過ぎない。あくまでもメインは圧力とそれに負けないアンブシュアの構築にある。

とりあえず3点。私自身、今のところ決してラッパが上手いわけではないが、「コツ」がつかめてきたものとして、初心者が陥りそうな「ワナ」について触れたつもりである。この「ワナ」にはまると、ラッパはなかなか上達しないはずだ。

インターネットが普及して、多くの情報が氾濫している。その情報は玉石混交。自分にとって不利益なアドバイスも氾濫していることを肝に銘じて、日々試行錯誤することが大切である。ラッパにおいても「ウマい話には気をつけろ」はいえるかもしれない。

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2009年8月28日 (金)

激務の中での練習

この一週間、家には帰って寝るだけという生活だ。とにかく仕事が忙しいのだ。とはいえ、1日10分。必ずラッパを吹くことだけはしていた。

とはいっても、朝、身支度を整えて、あとは出発するだけの状態での10分だから、まだ体が半分寝ている。唇も寝ぼけた状態だ。まさに感覚を忘れないためだけの「作業」。ウォーム・アップにもなりゃしない。

しかし、やってよかったとおもう。忙しいのも今週で終わりだが、「忘れない」というのはとても大事なことであり、せっかく学んできたことを白紙に戻すことほどアホらしいことはない。

さて、これから「激務」からは解放され、とは言っても「普通の忙しさ」に戻るだけではあるが、しっかり取り戻さないとな。

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2009年8月18日 (火)

その日の第1音

その日の練習の第1音は、どの音ですか?私はチューニングBフラットです。

とは言っても、昔はそれよりも1オクターブ低いド、よりもさらに下の「ラ」の音をその日の音出しの出発点としていた。これは持っている教則本がそのようになっているからである。ただ、やっている中で疑問は感じていた。その疑問とは、これ以上低い音はないというところから練習を始めて、果たしてそれが理にかなっているのかということだ。

ラッパというのは、一般的に高い音が難しい。低い音から練習を始めてしまうと、アンブシュアのセッティングが「低い音専用」になってしまわないか?しかもそこからハイベーを出そうと思ったら、2オクターブも上昇しなければならない!これはキツい。

したがって、その日の音の出だし、つまりは「私の基準音」をチューニングBフラットとした。これには師匠の助言もある。これならばハイ・ベーまでは1オクターブ。苦しさも半減されよう。また、「低音用」に設定されたアンブシュアではなくなる。実際、これで音出ししたからといって、低音が出しにくくなることはない。むしろ安定している。ウォーミング・アップも早くなったかな。

アドバイスや指導を盲目的に信じるというのも大切なことである。また、それを自分なりに取捨選択しアレンジすることも大切だと感じた。疑問を疑問のままにとどめず、それを実践に役立てることが大切である。

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2009年8月 8日 (土)

下唇の巻き込み

ここ1週間ほどラッパが全く吹けていない。仕事が朝早くから夜遅くまで。家には、まさに寝るために帰っているだけという毎日が続いている。今日でその「地獄」から解放され、明日からまたラッパに触れることができる。休みを挟むたびにこのブログを自ら確認し、試行錯誤の結果をたどっている。これまでにつかんだコツを確認し、忘れていたことを掘り起こし、初心に戻ってできるいい機会だと考えないと、仕事をやりながら楽器を継続するのは難しいな。でないと、ストレスがたまる一方だ。

さて、「下唇の巻き込み」について。この下唇の巻き込みは、師匠のアンブシュアをしっかり観察することでつかんだものである。特にブレスのときに分かりやすく、下唇の赤い部分全体が下の歯の上に乗っている。で、マネしたわけだが、これが調子がいい。なぜかは分からないが。

で、「トランペット 下唇 巻き込む」で検索してみると、出るわ出るわ。私のプロバイダはニフティなので、そこでの結果で言うと約105件。実際に「巻き込み」はいいのかというと、むしろ「必須」なのかもしれない。参考までに以下にその検索結果のうちの一つ、プロのトロンボーン・プレイヤー中川英二郎氏の父であり、自らもトランペッターである中川氏のブログへのリンクを張っておく。ただ、ここに出てくる2枚目の写真の「巻き込み」は、少々やりすぎではないかと個人的には思うのだが、もちろん論を展開するのはプロ。私があれこれ言うのも大変おこがましいことであろう。

中川氏ブログ:「マウスピース相談会 百人百色

自分で模索して行なったことに確信が得られたことは、望外の喜びである。自信を持って取り組むことができる。

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